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福音館書店、最優秀児童書出版社賞を日本の出版社として初受賞
2018.04.02
福音館書店は3月30日、3月26日からイタリアのボローニャで開かれたボローニャ国際児童図書展で、日本の出版社では初めて最優秀児童書出版社賞(Best Children’s Publishers of the Year)をアジア部門で受賞したと発表した。
同賞は2013年にボローニャ国際児童図書展50周年を記念して創設された。前年の出版活動において創造性などが優れているとされた出版社に授与される。アフリカ、中南米、北米、アジア、ヨーロッパ、オセアニアの六つの地域から各1社が選ばれる。
他の受賞出版社は、アフリカがJacana Media(南アフリカ)、ヨーロッパがDwie Siostry Publishers(ポーランド)、北アメリカがÉditionsD'eux(カナダ)、中央および南アメリカがEdiciones Tecolote(メキシコ)、オセアニアがOneTree House(ニュージーランド)。
福音館書店は1952年に金沢で創立。「ぐりとぐら絵本」シリーズ、「だるまちゃんの絵本」「エルマーのぼうけん」「魔女の宅急便」シリーズなどを刊行。56年に創刊した『こどものとも』をはじめとした、未就学児向けの月刊絵本も刊行している。
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