文化通信

　〈大震災〉出版対策本部の熊本地震に対しての基本方針が、このほど決定。６月28、29日には対策本部の選抜メンバー10人ほどが現地視察を行う。

　支援の方針は「ニーズに合わせた支援」。サイン会、講演会、読み聞かせ会などを企画している版元や団体への資金援助を行い、対策本部オリジナル企画も検討。地元の熊本日日新聞社などの連携も模索していく。

　また、熊本地震専用の銀行口座は開設せず「大震災出版復興基金」の口座を活用する。これは、既に業界内で各社、各団体が募金活動を行っており、店頭で募金を募っている店舗も存在することから、業界全体の口座は一つで良いという判断によるもの。